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鍼灸院の集客方法|新規・再来院を増やす手順

鍼灸院の集客方法|新規・再来院を増やす手順のイメージ写真

公開: 2026-10-24 / 更新: 2026-10-24 ・ 読了 約4分

この記事の要点

  • 集客は知る・来る・通うの3段階に分けて弱点を見極めることが基本
  • 広告表現はあはき法や景品表示法に関わるため厚生労働省等で要確認
  • 口コミは全員に同じ依頼をし見返りや選別をしないことが前提

鍼灸院の集客方法は「知ってもらう」「来てもらう」「通ってもらう」の3段階で考える

鍼灸院の集客方法は、新しい人に知ってもらう・初回に来院してもらう・その後も通い続けてもらうという3つの段階を分けて組み立てることが基本になります。どれか1つだけに力を入れても、他の段階が弱いと集客全体がうまく回らないため、まず自院がどの段階でつまずいているかを確認することが出発点です。

鍼灸は国家資格が必要な施術であり、広告表現には他の業態にはない決まりがあります。症状の改善や効果をうたう表現、ビフォーアフターの見せ方などは、あはき法に基づく広告の決まりがあり、何が書けて何が書けないかは厚生労働省や保健所、所属する団体の案内で必ず確かめてください。本記事でも効果に関する断定は行いません。

新しい人に知ってもらう段階でやること

地域名+症状名だけに頼らない情報発信

「地名+肩こり」のような検索を想定したホームページ作りはよく知られていますが、検索エンジンやAI検索の広がりにより、来院を迷っている人が読む記事そのものの質も見られるようになっています。院の方針、施術を受ける際の流れ、料金の考え方などを、誇張せずに説明したページを用意しておくと、初めて名前を知った人が安心して問い合わせできる土台になります。

Googleマップの基本情報を整える

住所、診療時間、定休日、駐車場の有無といった基本情報が古いままになっているケースは珍しくありません。移転や時間変更があった際に更新を忘れると、来院しようとした人がそのまま離れてしまう原因になります。まずは情報が最新かどうかの確認から始めてください。

広告とホームページの役割を分けて考える

ポータルサイトや地域情報誌などの広告は、まだ院の名前を知らない人に見つけてもらうための手段です。一方、自院のホームページや記事は、名前を知った人がもう少し詳しく知りたいときに読むものという役割があります。どちらか一方だけで集客が完結するわけではなく、両方を組み合わせることで、知ってもらう段階の抜け漏れが減ります。広告の掲載条件や料金体系は媒体ごとに異なるため、各社の公式の案内で確かめてください。

付箋を並べて仕事の手順を整理する手元
付箋を並べて仕事の手順を整理する手元 /イメージ画像

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初めての来院につなげる段階でやること

問い合わせから予約までの導線を短くする

電話しかつながらない、予約フォームの入力項目が多すぎるといった理由で、問い合わせをやめてしまう人がいます。電話とウェブ予約の両方を用意し、初めての人が何を準備すればよいか(持ち物、服装、所要時間の見込みなど)を事前に伝えておくと、来院前の不安を減らせます。

初回説明で不安を減らす

初めて鍼灸院を訪れる人は、痛みの有無や施術時間、衛生面など、施術を受ける前に知りたいことがいくつもあります。これらを事前にホームページやチラシで簡潔に伝えておくと、来院のハードルが下がりやすくなります。ただし、効果や症状改善を約束するような書き方は避け、院の設備や取り組み方の説明にとどめることが大切です。

失敗しやすい例

ホームページに専門用語を並べすぎて、何をしてくれる院なのか初めての人に伝わらないというケースがあります。また、料金ページがなく「お問い合わせください」とだけ書かれていると、問い合わせ自体をためらう人が出てくることもあります。料金に触れる場合は、何によって金額が変わるのか(施術内容、時間、部位の数など)を説明し、会社や院によって考え方に幅があることを添えておくと親切です。

通い続けてもらう段階でやること

次回来院の案内を仕組み化する

一度来院した人が自然にリピートするとは限りません。次回の来院目安を口頭で伝えるだけでなく、はがきやメール、LINEなどで案内を送る仕組みを作っている院もあります。ただし、送る頻度や内容は、お客さんが負担に感じない範囲にとどめることが前提です。

率直な感想をお願いする

Googleマップなどの口コミは、新しい人が来院を決める材料の一つになります。施術後にすべてのお客さんへ同じように、率直な感想を書いてもらえるかお願いするという運用が基本です。良い内容だけを選んで依頼したり、見返りを渡したりする方法は規約に触れる可能性があるため避け、何か書いてよいかどうかも含めて所属団体や各プラットフォームの案内で確かめてください。

通院のしやすさを見直す

予約の取りやすさ、待ち時間、院内の雰囲気など、通い続けるかどうかは施術そのもの以外の要素でも左右されます。定期的に院内のオペレーションを見直すことも、リピートにつながる地道な取り組みの一つです。

広告表現で気をつけること

鍼灸院の広告には、あはき法に基づく制限があり、表現できる範囲が他業種より狭くなっています。加えて、景品表示法の観点からも、実際より良く見せる表現は避ける必要があります。何が書けて何が書けないかの最終判断は、厚生労働省や保健所、所属する団体の窓口で確認することをおすすめします。

厚生労働省の案内では、医業に関する広告規制の考え方が示されており、鍼灸やあはき業の広告についても関連する情報が掲載されています。自院のホームページやチラシを作る前に、一度目を通しておくと安心です。

まとめ

鍼灸院の集客方法は、新しい人に知ってもらう・初めて来院してもらう・通い続けてもらうという3段階に分けて、どこが弱いかを見極めることが出発点になります。業界で広く行われているような「とにかく広告を増やす」というやり方だけでなく、ホームページや口コミ、院内での案内まで含めて全体のバランスを整える方法が、遠回りに見えて結果につながりやすい考え方です。集客の結果は地域や競合の状況、取り組み方によって変わり、どのような方法でも成果を約束するものではありません。焦らず、自院の状況に合わせて一つずつ見直していくことが大切です。

よくある質問

Q. 鍼灸院の集客はホームページと広告どちらを優先すべきですか
A. どちらか一方で完結するものではなく、広告は名前を知らない人への入り口、ホームページや記事は興味を持った人が詳しく調べる場という役割の違いがあります。自院の状況を見ながら両方を組み合わせることが基本です。
Q. 口コミを増やすにはどうすればよいですか
A. 施術後にすべてのお客さんへ同じように率直な感想をお願いする方法が基本です。良い内容だけを選んで依頼したり見返りを渡したりする方法は規約に触れる可能性があるため、各プラットフォームの案内で確かめてください。
Q. 鍼灸院の広告で気をつけることは何ですか
A. あはき法に基づく広告の決まりや景品表示法があり、書ける表現と書けない表現があります。最終的な判断は厚生労働省や保健所、所属団体の案内で確認することをおすすめします。
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